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2025.04.09 コラム

リバースモーゲージとリースバックの違い|メリット・デメリット・仕組みなど


リバースモーゲージとリースバックは「自宅に住みながら資金調達できる方法」です。

ただ、リースバックとリバースモーゲージは仕組みに違いがある他、メリットやデメリットが異なります。

リバースモーゲージとリースバックの仕組みや、メリット、デメリットなどを比較します。


■リベースモーゲージとリースバックの違いとは?



リバースモーゲージとは自宅(不動産)を担保にする融資のことです。

対してリースバックとは、自宅を不動産売却し、その後に賃貸として住み続ける方法になります。


1.リバースモーゲージとリースバックの仕組みの違い


リバースモーゲージは自宅を担保にした融資です。

金融機関に自宅を担保として差し出し、自宅の価値に応じた融資(借入)を行うサービスがリバースモーゲージになります。


リバースモーゲージで手元に入るお金は融資による借入金です。

また、あくまで借入ですから、返済が必要になります。

返済は基本的に契約者が亡くなった後に行い、生前は利息のみ返済します。


リースバックは不動産売却です。

自宅を不動産売却し、買主に賃料を払ってそのまま自宅に住み続けます。

リースバックは不動産売却であり、賃貸です。


リースバックで手元に入るお金は不動産売却金です。

融資による借入ではありません。

また、リースバックの後に買主に支払うお金も返済ではなく賃料です。


リバースモーゲージの性質は融資で、リースバックの性質は不動産売却。

このような性質、仕組みの違いがあります。


2.リバースモーゲージとリースバックのメリットの違い


リバースモーゲージとリースバックにはメリットに違いがあります。


【リバースモーゲージ】

1.高齢の方や退職後の方も使いやすい

2.老後資金に使いやすい

3.リースバックのような賃料の支払いがないので、月/年あたりの出費・生活費をおさえやすい

4.家に住み続けられる


【リースバック】

1.不動産売却によるまとまった資金を受け取れる

2.固定資産税などの支払いは買主が行う(家の維持費の負担が減る)

3.家に住み続けられる


3.リバースモーゲージとリースバックのデメリットの違い


リバースモーゲージとリースバックにはデメリットにも違いがあります。


【リバースモーゲージ】

1.申し込んでも必ず利用できるわけではない(エリア外である、家の資産価値が低い、マンションである、など)

2.融資なので返済が必要である

3.返済のために家族に迷惑をかける可能性がある


【リースバック】

1.賃料を支払わなければならない

2.不動産売却の価格が相場より低くなる可能性がある(買主が自分で家を使えないため)

3.賃料が相場より高いことがある

4.長期間住み続けられない可能性がある



■最後に


リバースモーゲージとリースバックは「家に住み続けられる」という点は同じですが、サービスの仕組みやメリット、デメリットに違いがあります。

利用するサービスを決めるときは、こうしたメリットやデメリット、仕組みなどの違いについて比較することが重要です。


また、ご家庭によってサービスの向き、不向きがあります。

プロのアドバイスなども参考に決めてはいかがでしょう。

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