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リースバックのメリットとデメリットは?売却の方法なども解説
リースバックは不動産売却の方法のひとつです。
ただ、リースバックには「売却後も住み続ける」という点で通常の不動産売却とは異なります。
リースバックとはどのような売却方法なのか、メリットやデメリットなども併せて解説します。
■リースバックとは?売却の方法や流れなど
リースバックとは「不動産売却し、売却後は賃料を払って売った不動産に住み続ける」という売却方法です。
たとえば、Aさんが資金調達のために自宅を売却したいとします。
ただ、自宅を売却しても、「自宅を仕事の事務所にしている」「子供の学区を変えたくない」などの事情から、すぐに引っ越しできませんでした。
Aさんは自宅をリースバックで売却し、売却金を受け取ります。
売却後は買主に対して賃料を支払いながら売った自宅に住み続けました。
これがリースバックの具体例です。
リースバックで自宅などを売却する流れは次の通りです。
1.リースバックに対応している不動産会社に相談する
2.リースバックがニーズに合っているか検討する
3.リースバックで売却した場合の査定を行う
4.不動産の買主を探す
5.買主と不動産を売買する
6.売却金を受け取り、以降は賃料を支払いながら住み続ける
■リースバックのメリットとデメリット
リースバックにはメリットとデメリットがあります。
売却を決める際は「住み続けられる」などのメリットだけでなく、デメリットにも注意する必要があります。
・リースバックのメリット
リースバックの最大のメリットは「売った家に住み続けられること」です。
通常の不動産売却では、売った家は買主に引き渡さなければいけません。
リースバックは例外的に賃料を支払うことで、住み慣れた家に住み続けられるのです。
住み続けられるということは、生活が変わらず引っ越し費用もかからないということです。
リースバックにはこの他にも「資金調達できる(売却金を受け取れる)」「家の維持管理の費用を負担せずに済む」などのメリットがあります。
売却した不動産を後から買い戻しできるなどのメリットもあります。
・リースバックのデメリット
リースバックのデメリットは「賃料の負担が発生する」という点です。
売却後も住み続けることは可能ですが、以降は賃料を払わなければいけません。
また、住み続けること自体は可能ですが、ずっと住めるというわけではありません。
2年や3年など、賃貸に一定の期間が設けられることが基本です。
リースバックによる不動産売却には、売却金額が相場より低くなることが多いというデメリットもあります。
買主が不動産を買っても自分で住めない、そして自由に使えないからです。
買主側にも負担のある不動産売却だからこそ、売却金額の相場が低くなってしまうのです。
■最後に
リースバックは、
・お金が必要だが引っ越しは難しい
・不動産売却後も今の家に住み続けたい事情がある
・将来的に売った不動産を買い戻したい
などのニーズを持っている方におすすめの方法です。
上記のようなニーズを持っている方は、メリットやデメリットも踏まえた上でリースバックを検討してはいかがでしょう。
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