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リバースモーゲージとリースバックの違いは?
リバースモーゲージとリースバックは共に不動産を使った資金調達の方法です。
ただ、リバースモーゲージとリースバックには違いがあります。
専門業者がリバースモーゲージとリースバックの違いについて解説します。
■リバースモーゲージとリースバックとは
リバースモーゲージとリースバックはそれぞれどのような方法なのでしょうか。
まずはリバースモーゲージとリースバックについて説明します。
・リバースモーゲージとは
リバースモーゲージとは、「自宅などの不動産を担保にして金融機関から融資を受ける(お金を借りる)方法」です。
リバースモーゲージはシニア層の生活費を確保する方法としてよく使われています。
・リースバックとは
リースバックとは、「自宅を売却し、売却後も賃料を払って住み続ける方法」です。
不動産売却後も買主に自宅を引き渡すことなく住み続けるところが特徴になります。
■リバースモーゲージとリースバックの違い
リバースモーゲージとリースバックには4つの違いがあります。
・リバースモーゲージは「融資」でリースバックは「売却」という違い
リバースモーゲージは自宅などの不動産を担保にして融資を受ける方法です。
つまり、融資の一種になります。
対してリースバックは不動産売却の一種です。
融資によって資金を受け取るか、不動産売却によって資金を受け取るかが違いです。
・リバースモーゲージとリースバックは所有権移転のタイミングに違いがある
担保にした不動産の所有権が将来的に移転するのがリバースモーゲージです。
リースバックは不動産売却の時点で所有権が移転し、以降は賃貸として住み続ける方法になっています。
このように、リバースモーゲージとリースバックには所有権移転のタイミングに違いがあります。
・リバースモーゲージとリースバックでは資金の受け取り方に違いがある
リバースモーゲージは一般的に年金のようなかたちで少しずつ融資を受けます。
リースバックは不動産売却の際に一括で売却金を受け取るのが特徴です。
リバースモーゲージとリースバックは、このように資金の受け取り方に違いがあります。
・リバースモーゲージとリースバックでは取り扱い業者に違いがある
リバースモーゲージは主に金融機関が取り扱い先になります。
リースバックの主な取り扱い先は不動産の専門的な業者が主です。
リバースモーゲージとリースバックでは取り扱い業者に違いがあります。
■最後に
リバースモーゲージとリースバックの違いをまとめると次のようになります。
リバースモーゲージとリースバックは共に「住み続ける」「資金調達に使われる」ところは似ていますが、サービスの性質や資金の受け取り方など違いも多いため、注意が必要です。
特徴を理解し、ニーズに合わせて使い分けることがポイントになります。
サービス選びに悩んだときは、不動産の専門的な業者であるアストリーエステートへお気軽にご相談ください。